親父の・・・
親父の作業場で発見
こんにちはパーソナルサービスの小倉です。
私の親父、大正15年生まれの現在95歳 20年前に脳梗塞を患い、脚・腕に後遺症が残り少々不自由な体となりましたが、内臓その他はまだまだ元気で、今は特別養護の施設で生活をしております。
もともと大工をしており、子供のころに親父が鉛筆片手に木造住宅の図面を書いている姿は格好よく好きでした。
親父がセミリタイヤして(脳梗塞後に)リハビリして少し体の自由が戻った時でしたが、大工時代に使用していた作業場に頻繁にこもっていた時期がありました。
家族としてはすべてがリハビリとの思いがあり、中で何をやっているか?よりも作業場に入って体を動かしていることが何よりと見守っていた時期です。
作業場の主がいなくなって、整理・管理もかねて見てみると、出るわ出るわの宝の山でした。
大工道具(かにり手入れされた鋸30本以上・カンナ15丁・電気のこ・その他使い道がわからない大工道具多数。
いつでも使える状態で整理されている棚です。
その中で、一品、桐の箱(小ぶり)を見つけて、これは・・・値打ちものの何かが入っている。と直感が働き、開けてみたところ
手掘りの地蔵・・・
え、親父、地蔵彫ってたの・・・?
彫りものは得意ではなかったようで出来はいまいちでしたが、地蔵がもつものに驚きが。
なんとマイクを持っていました。
裏面に、カラオケ地蔵と掘って有りおちゃめな一面を垣間見ました。
コロナ禍で施設での面会はできない状況ですが、面会できるようになれば地蔵持ち込みで作った心持を聞いてみたいと思います。
今、カラオケ地蔵は私のデスク前で歌っている状況です。
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