丹波篠山市F様邸 屋根修理パートⅡ
丹波篠山市 セメント瓦屋根修理作業二日目
2021/4/22 丹波篠山市 大工仕事 リフォーム 屋根修理
こんばんは パーソナルサービス小倉です。
本日は、昨日に続きセメント瓦老朽化による雨漏り屋根の修理作業二日目の様子です。
雨漏り箇所は前日に修理済ですが、大屋根の棟部分の劣化が激しいことで今後雨漏りの原因となり得るほどの状態ですが、50年前のセメント瓦であることから、現在同タイプのものが手に入らないことと、瓦での葺き替えではコストが跳ね上がりお客様負担が大きくなるために棟包み板(板金)で雨仕舞をすることにしました。
現場にて板金を加工します。
3×6尺の平板(ブラウン)を棟包み板下端のスカートとして作成します。
3×6尺平板を三分割して1×6尺として12枚作ります。
端部の曲げ加工して強度を上げます。
曲げ加工には木づちです。鉄板を傷めないように!!
瓦の上に乗るために吹き込みを考慮してスカート部分を下に曲げます。寸法を合わせるために簡易なジグを作りました。
慎重に手曲げした状態です。
棟包み板の下地を作ります。
劣化した棟瓦を全部撤去して、棟包み板施工の為の下地を造作します。
棟に近い部分の瓦の劣化が激しいため大きく包むことで今後の雨漏り対策とします。
しっかり防水処理します。
ルーフィングで防水のための下地完成です。
棟包み板施工です。
下部スカートと棟包み板の完成です。
これからセメント瓦屋根塗装の準備に取り掛かります。
築50年 屋根塗装後30年以上たっているセメント瓦ですから30数年の汚れ・コケ・劣化がありますので、シッカリ洗いをかけてから塗装下地の作業に取り掛かりたいですから気合を入れて洗浄していきます。
この工程をシッカリ行うことで塗装下地のフィラー・シーラーと塗装の仕上がり具合が変わってきます。
高圧洗浄機で一枚一枚丁寧に洗っていきます。
汚れをしっかり落とし終えました。
明日から塗装下地の塗布となります。
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